こんにちは!bashiです。
今回もルワンダについて書きます。
→ ルワンダについてはこちらを参照
neofarmvillagelife.hatenablog.com
特に、ルワンダと友好関係にある日本の都市について取り上げます。
それは・・・
神戸!!
ルワンダと神戸?一体どのような関わりがあるのでしょうか?
ルワンダのICT産業について
ルワンダは国策として、ICT(情報技術)に力を入れており、光ファイバー網の整備やwi-fi、LTEの普及を進めています。ソフトウェアやスマートフォン用アプリを開発している日本企業と合弁を組むルワンダ企業も登場し、ICT産業の発展が目覚ましいです。
(参考)日本企業と合弁を組むルワンダのICT企業・WiredIn社
WiredIn - Software Development Company in Rwanda
ルワンダー神戸のICT産業地域間連携協定
そのルワンダに熱視線を送っているのが「神戸」。
神戸市では2016年にルワンダとICT産業を通じた地域間交流(RIT)事業 *1が進んでいます。神戸市では、ルワンダとの関係強化及び情報発信の機会を提供しようとセミナーや勉強会が催されていたり、神戸のICT企業が実際にルワンダ現地を訪れて交流を深めたりしています。
(参考)セミナー・勉強会について
https://www.kic.ac.jp/news/2253/
(参考)ルワンダを視察した神戸ICT企業のレポート
ルワンダ視察レポート | Kobe Digital Labo 神戸デジタル・ラボ
ルワンダからの留学生を日本で最も受け入れる大学院「神戸情報大学院大学」
なぜルワンダと神戸なのか。それを語るには「神戸情報大学院大学」の存在抜きには語れません!
「神戸情報大学院大学:Kobe Institute of Computing(以下、KIC)」は、高度ICT人材を育成する情報技術専門の大学院。このKICが、ABEイニシアティブ*2という制度を使ってルワンダ人の学生を日本で最も受け入れています。
先日もルワンダ現地のICT商工会議所とICT産業人材育成に関する覚書を締結したばかりで、ルワンダICT教育への力の入れようが見て取れます!
(参考)KICのルワンダICT商工会議所との覚書締結
ルワンダでのICT人材育成事業に関する覚え書きを締結しました – 神戸情報大学院大学
いかがでしたでしょうか?
ルワンダと神戸のICT産業連携は、神戸市の公的機関・民間企業・教育機関が三位一体となって取り組んでいる、今後ますます活発になっていくでしょう!
今後の活動に目が離せません!
bashi
*1:Regional Industry Tie-upの略。日本貿易振興機構(ジェトロ)が2007年より実施している地域間交流支援事業で、各産業分野の情報収集やビジネスマッチングの機会の創出を促す。
*2:2013年6月の第5回アフリカ開発会議TICAD5の際、安倍首相の冒頭スピーチで提唱した「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(African Business Education Initiative for Youth」のこと。5年間で1000人のアフリカの若者に対し、日本の大学や大学院での教育に加え、日本企業でのインターンシップの機会を提供することを目的としている。この制度を使って、多くのアフリカの学生が日本の大学・大学院で学んだり、日本企業でインターンしたりしている。